コーヒーを趣味として活動してきていますが、何か体系的があることを表現できないか?と資格を探していたときに「コーヒーインストラクター」に出会いました。いろいろ調べているとなんだか良さそう!と思い、受験を決意、その後無事に合格することができました。2級を取得した後の感想となりますが、この資格はコーヒーについて広く体系的に学ぶことができるので、「コーヒーとは何か?」「全般的に知りたい!」と思っている方にとっては良いんじゃないかと思います。そんなで、今回はコーヒーインストラクター(3級と2級)の概要について触れていきたいと思います。
コーヒーインストラクターとは?
コーヒーインストラクターとは、J.C.Q.A(全日本コーヒー商工組合連合会」が運営するコーヒーの資格となります。コーヒーインストラクターにはそれぞれ段階があります。一番難易度の易しい検定では「コーヒーインストラクター3級」、そこから「2級」「1級」「鑑定士」と続き難易度が上がっていきます。一応受験資格は一般の方でも受験資格はあるようですが、当然難易度が上がるごとに業界の人向けになってるようなので、興味のある方は自分が目指したいところに向けて頑張れば良いと思います。ちなみに2級と1級以上では合格率に大きく差が出ており、2級は窓口を広く、1級以上は厳選された人向けのような印象を受けました。
コーヒーインストラクター(3級)とは?
私は3級を取得後し、その後2級を取得しました。2級の受験に3級は必須ではなかったのですが、結果として、2級の受験を強く意識するものとなりました。3級はJ.C.Q.Aではなく、J.C.Q.Aに加盟するコーヒー屋さんが代理開催するコーヒーのセミナーを受講することで3級を取得することができました。コーヒー豆の産地や種類、抽出方法などについて説明がありました。時間は60〜90分ほど受講料金は1,000円くらいだったと記憶(すみません、はっきりとは覚えていません)していますが、コーヒーとは?を知る導入として利用するにはとても良い機会だったと思っています。一方で、受講を通じて3級が取得できるため、「達成感」が実感しづらく、「もっといろいろ知っていきたい!」と思ったことが2級取得の意欲に繋がりました。
コーヒーインストラクター(2級)とは?
コーヒーインストラクター2級は、基礎的なコーヒーの知識と鑑定技術が試される資格です。2級の合格には、講習会と検定試験をクリアすることが必要となります。3級とは異なり試験に合格することが必要で、かつ難易度も比較すると高かったですがしっかり対策すれば問題ないと思います。講習会は試験の内容について開かれる勉強会のようなもので、試験を受けるには参加が必須でした。試験には実技試験の対策も兼ねているので、是非押さえておきたいポイントです。講習会は試験の約1ヶ月前に午前から午後にかけて1日行われるものでしたが、地味に長時間話を聞き続けることは大変だったなと思い出しました。内容については、別の機会にしたいと思いますが、3級の内容を深くしていったような内容でした。(どの級でもコーヒーのことを体系的にその難易度ごとに知ることができるのは良いと思いました。)コーヒー豆の精製方法、産地、特徴、格付け、焙煎、保存、抽出などなど。講習後、試験までには約1ヶ月あるので、勉強時間は十分取れるかと思います。試験自体は1時間ほど、実技、ペーパー(記号、正誤)での出題でしたが、講習と事前の対策をしていれば自身を持って回答できるものが多かったと思います。
今後について、少し触れるといずれは1級を!とは思いますが、まずは2級で身につけた知識をしっかりとアウトプットし、日常生活でも活かしていければと思います。