10月1日は「コーヒーの日」、コーヒーの新年度の始まりの月みたいです。サラリーマンの方で3月が年度末の場合は、「上期」が終わり「下期」に入る月となります。また、1年というスパンで見ると3/4が終わり、残り3ヶ月になりますね。今年の夏も暑くて涼しかったですが、やっと少しづつ涼しくなってきたこの頃です。真夏はアイスコーヒー一択でしたが、だんだんとアイスコーヒーとホットコーヒーが代わる代わる登場する季節の移り目と思います。

今回は先日行ってきた、表参道にある「KOFFE MAMEYA」さんへ行ってきたことについて書いていきたいと思います。コーヒーインストラクターを取得後、コーヒーのことを勉強していますが、最近では様々な所へ足を運んで勉強したいなと思ったことがきっかけで、コーヒー巡りをしていることから活動しています。

今回のKOFFE MAMEYAさんの感想を一言で言えば「コーヒー好きにもってこい」のコーヒー屋さんだと思います。正直初めての訪問でしたが、正直1回の訪問では足りず、今後2回、3回と足を運んでいろいろと探索していきたいところだと感じました。

MAMEYA屋さんへのアクセスは表参道駅からだいたい歩いて5分くらいでしょうか。表参道の大通りからアップルショップの方面から街の中に入っていくとたどり着けますが、訪問する方はしっかりとネットで検索して行った方が良いと思います。お店の看板はなく、外観は普通の一軒家で1階を店として使用しているような外観でした。

店の外観には看板はなく一見分かりづらい店構えでした

私が到着したところ、すでに3〜4組ほどの先客がいました。待っている間にも店内からコーヒーお香りが伝わってきてワクワク度が高まりながらの入店待ち!しばし待ったのち数分後には店内に入ることができました。まず店内に入ると視界に入ってくるのは各地から仕入れたコーヒー豆の数々!店内の広さはいわゆるカフェと比較するとゆったりできるスペースはなく、立ちながらカウンター越しに一人一人ごとにコーヒーを提供いただけるスタイルとなっていました。

洗練された店内でカウンター越しの店員さんの背後には綺麗に並んだコーヒー豆の数々

コーヒー豆は各地の焙煎所から定期的に仕入れるようでMAMEYAさんでは焙煎はせず飲料を提供(豆の販売もしているようです)するお店となっていました。注文する前にメニューを見せてもらいましたが、種類がたくさんあって選びきれない!スタッフさんに「ちょっと変わったコーヒーを飲みたい」ことをお伝えして提案くださったのが「グアテマラのパカマラ」でした。「パカマラ?」をはじめ、拝見したメニューからもわからない言葉が多くハテナがこの時すでに並んでいましたが、せっかくご提案いただいたメニューでしたのでホットで注文をしました。(後日調べた所、コーヒーの品種のことで、あまり量が取れないいわゆる珍しい品種だと理解しました。)

メニューの数々、店内でいただけると共に豆売りもしているようです
焙煎度合いを資格的に見ることのできるディスプレイ、飽きのこない店内となっていました

グアマテラのパカマラを注文し、粉挽き〜ドリップまでの工程を目の前にで拝見することができました。いろいろと質問してしまいましたが、豆を挽くのはEKグラインダーという機械を使用しているようで、これを使用すると家庭用のミルよりも挽き加減のブレが少ないとのこと、安定した味を作り出すためには再現性が高いことが重要なんだなと思った一件でした。

ドリップにも大いにこだわりが

ドリップしている様子も目の前で見ることができ、視覚的にも楽しめる空間だったと思います。詳しくは来店した際に聞いていただければ教えてもらえると思いますが、ドリップでお湯を注ぐ回数や、豆とお湯との割合、さらには注ぐ速度を豆ごとに変えているとのこと、凄いな!の一言です。「家庭用で美味しく飲むコツは」とお聞きしましたが、「豆量とお湯のバランスをしっかり守ること」と教えてももらいました。一見簡単なことのように思えますが、しっかりと記録を取りおいしいコーヒーを追求していきたいなと思いました。

丁寧にドリップしてもらった1杯は満足の一言

ドリップしている様子を見ながらついに出来上がり。グアテマラのパカマラをの香りから飲んだところびっくり!コーヒーのフレーバーが口いっぱいに広がりました。コーヒーはざっくりと苦味と酸味のバランスが主な味の構成だと思っていますが、日頃のコーヒー活動で目はするが出会えていなかった「フレーバー感」を実感する1杯でした。これまで香り豊かなコーヒーはイメージがつきましたが、このパカマラは飲んでからフワッと広がる「蜜感!」まるで花の蜜のシロップをコーヒーに入れたような風味が広がったのが衝撃。コーヒーの概念がアップデートされた1杯で、店員さんの技術と豆の力に大満足のお店でした。